3.10ジェイエイブラハム・メンタークラブ関西勉強会が開催されました

3月10日 大阪中央公会堂大会議室において、ジェイエイブラハム・メンタークラブ関西勉強会が開催されました。

最初に14名の参加者が、4つのグループに分かれて着席しました。
初対面の方も多かったので、今回も前回同様、「他己紹介」のワークからのスタートです。

「他己紹介」というのは、初対面の人を文字通り「紹介」するワークです。相手のバックグラウンドなど何も知らないところで行うために、本当の「第一印象」のみの紹介なのですが、自分が初対面の人からどのように見られているかがわかり、これまで気づかなかった自分の「資産」に気づくことができるのです。

 今回初めて私も中に加わったのですが、相手の方の印象を言葉にする作業を通じて、自分が驚くほど多くの印象を受け取っていることに気づきました。それだけでなく、ふだん初対面の方と話をするというのは、緊張したり、ぎこちなくなったりするものですが、このワークを通すと、自然に打ち解けることができ、一気に距離が縮まっていくことが感じられました。

「他己紹介」の次に行われたのが、「導入ファシリテーション」として「コネクションゲーム」です。
まず、人数分用意された小さなメモ用紙に、メンバーそれぞれが、自分の頭に瞬間的に浮かんだ言葉をひとつ、書いておきます。その中から2枚をランダムに抜き出して、全員で相談しながら2つの言葉を結びつけていく、というワークです。

 ジェイさんは、さまざまな文書やセミナーの中で、繰り返し「点と点をつなぐ」ことの重要性を述べていらっしゃいます。点と点の関係性を見出すことによってビジネスが生まれる、関係のない人同士をつなげることで、新しいビジネスができてくるものだ、と。しかもそうした発想は、ある日突然生まれるのではなく、ふだんからのトレーニングが重要です。「コネクションゲーム」の目的もそこにあります。まったく異なる2つの言葉につながりを見つけるトレーニングなのです。

 それぞれのグループから「愛」や「精神」「夢」「ビジョン」といった抽象的な言葉や、「金」、あるメンバーが師事した先生の名前、眼鏡の汚れなど、具体的な言葉が結びつけられ。そこからミクストリアリティや、見ている側の視力に合わせてくれるブラウザの話、「慈悲」という言葉に含まれている「悲しみをとりのぞく」という意味がマーケティングの根本にあるのではないか、など、それぞれのグループでバラエティに富んだ話がなされていきました。

「言葉を磨く」

 いよいよ本日のテーマである、キャッチコピーやヘッドラインを作ることに進んで行きました。
 最初に確認されたのは、私たちが作るべきコピーというのは、イメージ広告ではなく、お客様のアクションにつながるもの、お客様の問題を解決してくれる場所であることがわかるとともに、ほかとは区別される「私」の特性が際立つUSPがはっきりと打ち出されていなければならない、ということでした。

 そのためにまず、自分にとってのお客様とは誰かを明らかにしていかなければなりません。自分はどんな人の問題を解決してあげたいのか、自分の理想とするお客様とはいったい誰なのか、お客様のペルソナを決定することから始めます。というのも、身近にいない、よくわからない人をペルソナにすると、たいていうまくいかないからです。

 自分がつきあっていきたいお客様のイメージを書き出し、その上で、その人の困っていることを、表向きと本音の2種類に分けて考えていきます。
というのも、「食器が多くて台所が片づかなくて困る」という問題を抱えている人は、本当は「ふだん寂しい毎日を過ごしていて、別居している子や孫にもっと来てほしくて、つい食器を買い込んでしまう」からかもしれません。その人の本当の困りごとや悩みに刺さる提案を行えば、その人は行動を起こせるからです。

 さらに、USPというのは、意外に自分が気づいていないところにある、ということに話は進んで行きました。人は、難なくできることについては、意外に無頓着なものです。むしろ、努力を重ねてやっと身につけた能力や技術の方を、高く評価してしまいます。ところが、本当のその人の強みというのは、難なくできること、なぜできるのか自分でもよくわからないことにあるのです。この指摘は、わたし自身も思い当たるものがあり、非常に腑に落ちるものでした。

 こうして自分のUSPを作っていくプロセスを全員で共有し、最後に参加メンバーひとりひとりが今日の感想を語っていきました。
なかでも車いすで参加してくださったメンバーの方が、一語一語絞り出すようにして発言してくださった
「理解の障害を取り除くことができれば、関係を築くことは難しくないと思いました」という言葉には、深く胸を打たれました。

 そのあと、ワークにもご参加くださった社労士の先生から、助成金についてのご説明があり、会場の制限時間ぎりぎりまで、実り多い話は続いていきました。

 メンタークラブの定例会は、今後も各地で開催されます。
和気藹々とした雰囲気のなか、内容の深い、共に学べる機会としての「勉強会」。
皆様のご参加を心から願っています。

◆ 今後の日程

3月13日(月) :東京:日比谷図書館会議室 18:30-21:00
3月14日(火):名古屋 :県産業労働センター特別会議室 18:30-20:30
博多, 北海道::未定

*5月は、13日の出版直前の開催となります。ふるってご参加ください
5月8日(月):東京 日比谷図書館小ホール 18:30-21:00
5月9日(火):名古屋 :県産業労働センター特別会議室 18:30-20:30
5月10日(水):大阪 中央公会堂 大会議室18:30-21:00

7月12日 (水):大阪 中央公会堂 大会議室18:30?21:00
7月20日 (木):東京(場所未定)
9月、11月もそれぞれの地域で開催します

メンタークラブとは


服部聡子(ShimaFuji IEM 翻訳チームリーダー)
出産・退職後、在宅で働ける資格を身につけるために翻訳を学び始める。
約5年フィクション/ノンフィクションの下訳、ウェブ・ライターを経て、
『限界はあなたの頭の中にしかない』に巡り合い、深い共感を覚え、弊社に。