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ラリー・ペイジやイーロン・マスクが恐れたもの

(※この記事はhttps://www.linkedin.com/pulse/overcome-fear-failure-instead-adam-grant/?trk=prof-postを翻訳したものです)

by アダム・グラント

仮にあなたが計算をしてみるならば、起業家になるなど正気の沙汰ではないと思えるでしょう。
 成功する確率たるや、微々たるもの。失敗が約束されている、と言ってもいいかもしれません。

 

そんな世界へ踏み出そうとするのは、よほど恐れを知らない人なのだろう…。
 以前の私はそう思っていました。

過去3年間、私は『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』の執筆に取り組んでいました。この本は、創造性を推し進め、世界を変えようとする、斬新なアイデアを生み出す人々を取り上げています。その過程で私は、現代のきわめて独創的な起業家の足跡を追っていきました。ラリー・ペイジ、イーロン・マスク、ジャック・ドーシー、マーク・キューバンという、テクノロジーの分野で偶像視される人々と、ひざを交えて話し合ったのです。

彼らに起業間もない時期のことを振り返ってもらったのですが、彼らの返答は、私にとって、まったく思いがけないものでした。彼ら全員が、私たちの誰もが感じている失敗への恐怖を抱いていたのです。単にそれに対する反応が、異なっていただけだったのです。

 

私たちの多くは、失敗の恐怖にとらわれたとき、大胆なアイデアは避けようとします。独創的であるよりは、安全策を選んで、従来と同様の商品、慣れ親しんだサービスを販売しようとします。

 

ところが偉大な起業家は、失敗の恐怖に対して、異なった反応を示すのです。確かに彼らも失敗は恐れます。けれども、失敗を恐れて挑戦しないことの方を、もっと恐れるのです。

 

仕事でも、人生でも、恐れには2種類のものがあります。行動することの恐れと、行動しないことの恐れです。起業して失敗するかもしれません。けれども、起業せず、失敗するかもしれないのです。土壇場で結婚相手に逃げられるかもしれませんが、かといってプロポーズせずに後悔するかもしれません。

 

ほとんどの人は、アクションを起こして後悔することの方が多いと考えます。破産宣告や、生涯の愛を拒否されることからくる耐え難い苦しみを思うと、ひるんでしまうのです。

 

 けれども、それはとんでもない間違いです。
人が人生を振り返って後悔するのは、やらなかったこと、行動しなかったことに対してです。

 

心理学者のトム・ギロビッチとビッキー・メドベックはこのようにまとめています。
長い目で見れば、どのような年代であれ、どのような分野であれ、人間はやったことを後悔するより、やらなかったことを後悔するようです。だからこそ、なぜ大学へ行かなかったのか、とか、ビジネスチャンスをつかまなかったのか、家族や友人ともっと時間を過ごさなかったのか、といった後悔を、多くの人が抱いているのでしょう。
 結局のところ、私たちが何よりも後悔するのは、失敗することではなく、行動する機会を逸することなのです。

 

それを踏まえれば、どうして人は独創的になるのかわかってきます。レオナルド・ダ・ビンチは繰り返し、ノートにこう書きました。
 「まだ手を付けたことがないものが、どこかにないだろうか」

 

 おそらく彼も失敗することを恐れていたでしょうが、それよりも、重要なことを成し遂げられないことの方を恐れたにちがいありません。その恐れに駆り立てられて、ダ・ビンチは絵を描き続け、発明し、設計し、究極のルネサンス的教養人となっていったのです。

 

ダ・ビンチは私にインタビューをさせてはくれませんでした。けれども私が会った起業家たちは、みんな、失敗することは怖くない、重要なことをしないことが怖いのだ、と繰り返し言いました。

 

そのために彼らは努力を続け、新しいアイデアの実現にトライし続けるのです。
独創的な人々は、失敗を、自分のアイデアが失敗する証拠だととらえる代わりに、成功へ向かうための必要な段階だととらえます。

 

私たちは、成功よりも失敗から学ぶのです
 たとえば、スペースシャトルは失敗に終わった打ち上げを経験してから、周回軌道に乗る可能性が高くなるのです。失敗することによって、知識の欠けている点や、戦略が正しくないことが明らかになり、私たちは計画段階に戻って、その点を修正しようという気持ちになるのです。

 

失敗がないと、自己満足が忍び寄ってきます。NASAの場合は、24回の宇宙飛行の成功が過信につながり、チャレンジャーの事故が起こりました。

 

物理学者のリチャード・ファインマンは、このように考えています。
 「彼らの頭の中では、悪いことなど起こるはずがなかったのだ」
独創的なアイデアというものは、失敗は不可避です。というのも、テクノロジーがどのように進化するか、好みがどう変わっていくか、と予想することは不可能だからです。

 

マーク・キューバンはUberへの出資を見送りました。
初期のグーグルでは、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは、検索エンジンを200万ドル以下で売り出そうとしたものの、買い手は現れませんでした。
『ハリー・ポッター』を持ち込まれた出版社は、児童書にしては長すぎるという理由で出版を拒否しました。

 

 TV局の重役は「となりのサインフェルド」はプロット・ラインが不十分で、登場人物が好ましくない、という結論を出しました。主役のジェリー・サインフェルドのバスルームに行けば、「となりのサインフェルド」のパイロット版のエピソードが、「弱い」「どのような観客層も、また観たいとは思わないだろう」というメモが
壁にかけてあるのを目にすることができるはずです。

 

歴史を通して、きわめて独創的な人々は、きわめて多く失敗を重ねた人でもあります。
 トーマス・エジソンの1093件の特許のほとんどは、海のものとも山のものともつかないものでした。
 ピカソはほんのいくつかの傑作のために、20,000点以上の作品を制作しました。
 Uberを創設する前のトラビス・カラニックが最初に起ち上げたスタートアップは、 破産宣告することになりました。
 オプラ・ウィンフリーは、最初の仕事であるレポーターをクビになっています。
 スティーブ・ジョブズは、アップルが製造・販売したLisaが大失敗に終わり、会社を追われることになりました。
のちに凱旋し、iPodを成功させたあとでも、セグウェイを個人の移動手段として、分の悪い賭けをすることになりました。
 航空会社や鉄道経営、音楽、モバイルで大きな成功を収めたリチャード・ブランソンも、ヴァージン・コーラや自動車、ウェディング・ドレスなどの分野では、失敗の責任を負うことになりました。

 

ですから、これらの選り抜きの人々の失敗を、あなたも信じてください。
 たとえ最初、うまくいかなかったとしても、あなたは自分が高い目標を掲げていることを知っているのですから。

 


元記事:https://www.linkedin.com/pulse/overcome-fear-failure-instead-adam-grant/?trk=prof-post
(翻訳:服部聡子)

サメのようにイノベーションをおこなうには

(※この記事は”http://blog.startwithwhy.com/refocus/2012/08/how-to-innovate-like-a-shark.html“を翻訳したものです)

by サイモン・シネック

 

1975年のことです。
大作映画に名を連ねた経験のない若い映画監督が、ホラー映画を撮ろうとしていました。彼の名は、スティーブン・スピルバーグ。

スティーブンは、サメが襲ってくる血みどろの暴力的な映画を構想していました。 人を殺すことしか考えていない巨大な化け物が、何も知らない餌食を襲うところを、観客に見せつけたいと思ったのです。

ところが問題がひとつありました。映画で主役を演じるはずの機械仕掛けのサメは、期待通りの動きがほとんどできなかったのです。若い監督が想定していたサメの襲撃は、まったく撮ることができませんでした。

機械仕掛けのサメに不満を覚えた撮影チームが、ついに解決策を見つけました。彼らは暴力を、私たちの想像にまかせたのです。

観客が見るのは背びれだけ。
次にある人物の姿が海中に消えます。
すると海面が真っ赤に染まる。

それだけでした。ほかのシーンでは、私たちは背びれさえ目にしません。

私たちは、黄色い樽が海面を横切っていくのを見て、深いところにサメがいる、樽にとりつけられたロープを引っぱりながら、次の獲物に向かっているのだ、と想像するのです。

その効果はあまりにも強烈で、私たちの社会全体に大きな影響を及ぼしたほどでした。

もちろん、サメの存在は、誰もが知っていましたが、サメがビーチに近づくことなど、ほとんど考えたことがなかったのです。

ところが『ジョーズ』の映画以降、サメに対するヒステリックな反応が急増し、今日にいたるまで残っています。実は毎年、イヌに殺された人の方が、サメに殺された人よりも多いのですが。

スピルバーグがブレインストーミングの会議で『ジョーズ』のストーリーを語ったときは、そのような計画はまったくありませんでした。自分の望んでいるとおりのものが得られないとわかったときに、その解決法が浮かんだのです。ろくに動かない機械仕掛けのサメが、彼にもうひとつの解決法を見つけさせたのです。

私たちは、イノベーションというものは、豊富な資金とリソースのあるところに生まれる、という誤った信念を持っています。

実際は、まったく反対なのです。リソースの不足しているところに、資金の足りないところに、何かがうまくいかなくなったそのあとに、私たちにほんとうのイノベーションが可能になるのです。どうやったら効果があがるのだろう、と、繰りかえし想像力を働かせたのちに。

そこに、大企業がほんとうの意味で、革新的な商品を製造することがまれな理由があります。望むものなら何でも作れるほど、豊富な資金もリソースもあるからこそ、なのです。

問題は、彼らが新しい方法をどうしても見つけなければならないというせっぱ詰まったものを感じておらず、そこまで革新的なものを求めていない、というところにあります。

一方、小さな会社というのは、大企業に比べて、大きなアイデアが生まれやすいといえます。お金もリソースも乏しく、彼らには自分たちの持っているものを、いかに働かせればよいかを、わかっているからです。

そうして大企業はそのアイデアのために、小さな会社を買収するのです。

誤解のないように言っておくと、スピルバーグもまた、映画学科の学生でした。機械仕掛けのサメがなくても、自分の知識から解決できたかもしれません。

彼はアルフレッド・ヒッチコックが、サスペンスを盛り上げるために用いたテクニック、不吉な音楽や、単純な小道具の使い方、出来事がすべて終わってからの見せ方などを知っていました。サスペンスとは、私たちの目の前で起こるものではなく、想像力の内部で起こるものだと知っていたのです。

知ってはいても、その知識をどうしても使わなければならないときが来るまで、活用する必要はありませんでした。

そうして、多くの人がもっと多くのものを生み出すことができない理由もそこにあります。

大企業には頭の良い人も大勢いるのに、必要がないために、自分の聡明さを活用しないのです。必要なリソースならすべてそろっているからです。

それに対して、賢い実業家は、自分の知性に頼るしか選択肢はありません。そうして、彼らは大企業の外で、毎日イノベーションを成し遂げているのです。

イノベーションは、夢から生まれるものではありません。苦闘から生まれるものです。イノベーションの核心は、未来を築くためのものではありません。今、ここでの問題を、解決しようとするものなのです。

そうして、最高のイノベーションとは、ちょうど『ジョーズ』のサメのように、そこにいることに気がついていない「何か」なのです。

 

著者:サイモン・シネック


元記事:http://blog.startwithwhy.com/refocus/2012/08/how-to-innovate-like-a-shark.html

翻訳:服部聡子
出産・退職後、在宅で働ける資格を身につけるために翻訳を学び始める。
約5年フィクション/ノンフィクションの下訳、ウェブ・ライターを経て、
『限界はあなたの頭の中にしかない』に巡り合い、深い共感を覚え、弊社に。

 

 

 

チェーンに学ぶビジネスの勝ち方:1億杯のコーヒーを1週間で売る

こんにちは、トイアンナです。

イギリスといえば紅茶のイメージがありますが、実はその国に激震が起きています。
実は現在、イギリスはコーヒー大国。コーヒー店業界の売上は17年連続で上昇しており、
昨年だけでも10%市場が拡大しなんと1兆円市場へ到達。夢のような成長ぶりです。

それをけん引したのが、日本でいうならエクセルシオール、ドトールのようなコーヒーチェーン店です。
イギリス国内でコーヒーショップの数は20,000店舗を超えており
日本のスターバックスやドトールコーヒーの1,000~1,400店舗数と比較すれば、
非常に大きな市場であることがわかります。

そこで今回は、代表的な3ブランドをご紹介することで日本のカフェ経営にも応用できる
「成功の秘訣」をお伝えいたします。

なお、実際の3ブランドの店舗写真をご覧になりたい方はこちらをご参照ください。
イギリス情報 | お気に入りのカフェはどれ?

コスタ:コーヒーの先駆けという誰にも勝てない強み

初めてイギリス人を紅茶党からコーヒー党へと動かしたのがカフェ「コスタ」です。
コスタは1971年創業の老舗で、イギリスへコーヒー文化を持ち込む先駆者となりました。

特に大きなカップで紅茶を何倍でもお代わりするイギリス人にとって、
の直径10cmはあろうかという大きなカップで
コーヒーを「ごくごく飲む」という発想がぴったりフィット。
在でも2,000店舗以上の大規模チェーンとして愛されています。

日本で応用できる点:イノベーションを起こし業界をけん引する

マーケティングで最も影響力が強いとされるのが
「この世に無かったものを消費者に提案すること」、通称イノベーションです。
まだ流行っていない製品やマニア向けサービスを一気に広げることでブームを巻き起こします。

製品を広めた最初の1社目はその後もトップシェアでいられることが多く、
「コーヒーと言えばコスタ」といったイメージを植え付けられます。
日本の例なら「コーラといえばコカ・コーラ」あるいは「航空会社と言えばJAL」といったものです。
ただし、イノベーションを巻き起こすためには認知度を急激に上げる必要があり、得てして広告費がかかります。

カフェ・ネロ:美味しいコーヒーが飲める唯一の店

さて、業界1位のコスタには大きな欠点がありました。
コーヒーがそこまで美味しくなかったのです。
決してマズいとまでは言いませんが、当時のコーヒーは「紅茶ほどは美味しくない」くらいの位置づけでした。

そこでカフェ・ネロは「どこよりもおいしいコーヒー」を純粋に追及し、
イタリア風の濃いコーヒーを展開して一気に質を向上させました。
カフェ・ネロが登場するまで、多くのコーヒー店では目の前でインスタント粉コーヒーを入れるだけ、という店も多かったイギリス。

カフェ・ネロはひき立てコーヒーを提供することで、
チェーンに限らず全国のコーヒー品質を向上させる革命を起こしたのです。

日本で応用できる点:質で勝ることで1位の座を揺るがす

イノベーションを繰り返す企業は先進的な反面で、品質に劣ることがあります。
たとえばソニーのウォークマンは1990年代まで時代の寵児でしたが、
その一方で「ソニータイマー」とも揶揄される品質の欠陥が指摘されていました。
そこで品質を求めた消費者はパナソニックなどの他ブランドを選んでいました。

このように先頭を走るブランドが逃している品質に目を向け、
そこで圧倒的な差別化をすればトップを揺るがすライバルになれるのです。
現在でも誰もが知っている製品で、質で劣るものはないでしょうか。
そこが、あなたが次に勝てる場所です。

プレタ・マンジェ:オーガニックという新しい軸で独自展開

「プレタ・マンジェ」は他ブランドに比べて創業も遅く、コーヒーチェーンでは後塵を拝していました。
ただの品質、ただのイノベーションでは勝てない。
圧倒的不利な状態から生まれたのは「大規模チェーンが決してできない戦略」を狙うことでした。

まず、「プレタ・マンジェ」は添加物を使わないオーガニック食品を使い、都心に展開しました。
特に環境や有機野菜に関心がある都会の裕福なビジネスパーソンを狙ったのです。
こういった「全国的に人数が少ない」相手へ売り込むことは、
すでに大きくなりすぎたチェーン店にとって難しくなります。

「プレタ・マンジェ」の手作りサンドイッチは味も美味しく、健康志向の富裕層へ大ヒットしました。
日本で例えるならナチュラルローソンや、成城石井の成功例がこれに近いと言えるでしょう。

現在はより激しくなった競争に打ち勝つため「筋トレ用の美味しいたんぱく質メニュー」や
「ベジタリアンが満腹になるお弁当」といった、
これまで「味に妥協してきた人」を満足させる品ぞろえとなっています。

日本で応用できる点:大規模チェーンができない「少ない人数」を狙い撃ち

日本でもダイエット中の方、筋トレに励んでいる方向けのメニューを用意できているカフェはほとんどありません。
日本でも「偏食しませう」という強烈なキャッチコピーで
筋トレしている方が食べられるお店「b-ZONE」がヒットしています。

このように「今まで誰も狙ったことのない消費者」へ目を向けることで、
コアなファンを作るのもマーケティングの手法です。
メリットは広告費が無くても口コミで広がりやすいこと、
デメリットはある程度人口がない地域で実施すると
「該当する人が10人くらいしかおらず、商売にならない」恐れがあることです。
この戦略を取られるのであれば、必ず
お住まいのエリアにどれくらいコアなファンがいるかを概算してからにしてください。

ここまで、イギリスのコーヒーチェーンを参考に
日本で勝てるマーケティングの方法をご案内してまいりました。
大規模な市場も、街中のお店も初めは同じ1店舗。
そこからあなたが成功するためにも、先人の知恵を活用していってください。

参考資料:
スターバックス 店舗数
http://www.starbucks.co.jp/company/history/
ドトールコーヒー 店舗数
https://www.doutor.co.jp/about_us/ir/report/fcinfo.html


トイアンナ
大学卒業後、外資系企業にてマーケティング業務を歴任。
消費者インタビューや独自取材から500名以上のヒアリングを重ね、
現在はコーチングやコラム執筆を行う。
ブログ:http://toianna.hatenablog.com

新著に『恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか?』(光文社新書)

本『スプリント』

Sprint: How to Solve Big Problems and Test New Ideas in Just Five Days

『スプリント:大きな問題を解決し 5日間のテストで新しいアイデアをテストする方法』

著者 ジェイク・ナップ ジョン・ゼラツキー ブレイデン・コヴィッツ

 

グーグル・ベンチャーズの3人が、これはすでに100社以上の企業によって実証されている、

難問を解決するためのユニークな5日間のプロセスを明らかにします。

 

起業家やリーダーは、日々、大きな問題に直面しています。

全力を尽くさなければならない、もっとも重要な箇所はどこか。

どのように始めるか。

あなたのアイデアは、現実社会ではどのようなものなのか。

これで間違いないと確信できるような、間違いのない解決策を立てるためには、

何度会議を開けばよいのか。

 

こうした重要な問題に答えを出すために、確実な方法がひとつだけあるのです。

「スプリント」はデザイナーであるジェイク・ナップが、

グーグル社で作り上げた、5日間のプロセスです。

そうして、その「スプリント」は、グーグル・サーチからグーグルXへと至るまで、

あらゆる場面で使用されてきました。

 

ナップはグーグルブレイドン・コヴィッツと、ジョン・ゼラツキーの所属する

グーグル・ベンチャーズに加わりました。

そうして彼らは100種類以上のスプリントを、モバイルやeコマース、

ヘルスケア、金融、その他の企業とともに、完成させていったのです。

 

ビジネスの厳しい質問に答える実践的なガイドである『スプリント』は、

小さなスタートアップから、フォーチュン100に選ばれるような企業にいたるまで、

そうして教師から非営利団体にいたるまで、

あらゆる規模のチームのための本です。

 

大きなチャンスをつかもうとしている人、

今、答えを出さなければならない問題やアイデアのある人など、

誰もの助けとなるでしょう。

 

 

 


元記事:http://goo.gl/21OUsq

(翻訳:服部聡子)

 

 

本:『プラットフォーム革命』

Platform Revolution: How Networked Markets Are Transforming the Economy–And How to Make Them Work for You

『プラットフォーム革命:ネットワーク市場がいかに経済を変え、

    いかにそれを味方につけるか』

著者 サンジート・ポール・ショーダリー、マーシャル・W・V・アルスタイン、ジェフリー・G・パーカー

 

 

私たちの生き方、働き方、遊び方を変える新しい経済に向けた実践的ガイド

ウーバー、エアービーアンドビー、アマゾン、アップル、ペイパル。

これらの企業はいずれも、創業とともに市場に大きな影響を与えました。

そうして今日では、業界のリーダーとなっています。

その成功の秘密は、いったい何なのでしょうか?

 

こうした最先端のビジネスは、プラットフォーム(基盤)の上に築かれています。

私たちのビジネスの方法を革命的に変えていった、2つの市場をつなぐプラットフォームです。

 

目下引っ張りだこのプラットフォームビジネスの専門家3人によって書かれた『プラットフォーム革命』は、

プラットフォーム・モデルについての信頼できる、事実に基づいた最初の本なのです。

 

売り手と買い手であろうが、家主と旅行者であろうが、ドライバーと車に乗りたい人であろうが、

プラットフォームが両者を結び付けます。

そうしてジェフリー・G・パーカー、マーシャル・W・ヴァン・アルスタイン、サンジート・ポール・ショーダリーは

プラットフォーム・ビジネスにおける成功を生み出すために、

プラットフォーム革命とは何か、どのようにすれば良いのか、

なぜ起こったのかを明らかにするとともに、

初めての「オーナーのためのマニュアル」を準備しました。

 

『プラットフォーム革命』は、新規参入者に対して

成功するプラットフォーム・ビジネスをいかに起ち上げ、運営するかを教えます。

また、主要な市場を見極める方法と、ネットワークをマネタイズするやり方を

説明してくれるのです。

 

現在のビジネスリーダーに向けては、著者たちは

今日有望なプラットフォーム(たとえばティンダーやスキルシェアのような)の背後には

どのような戦略があるかを明らかにします。

そうして伝統的な企業が、変貌を遂げる市場に、いかに適応していけばよいのかを

説明していくのです。

 

また、著者たちは、セキュリティやレギュレーション、消費者の信頼といった

重要な問題を押さえるだけでなく、

ヘルスケアや教育、エネルギーといった、

プラットフォーム革命の機が熟している市場を調べていきます。

 

デジタル・ネットワークが張りめぐらされるにつれ、

プラットフォームの力を利用し、より良い仕事をするビジネスだけが、成功を収めます。

必要不可欠なガイドである『プラットフォーム革命』は

プラットフォームの輝かしい未来を描き出し、

それが数百万人の人々の生活と仕事を決定的に変えていくかを明らかしています。

 

 

 


元記事:http://goo.gl/OZ6ykQ

(翻訳:服部聡子)

 

 

本:『創造への刺激』

Wired to Create: Unraveling the Mysteries of the Creative Mind

『創造への刺激:創造力の神秘を明かす』

著者 スコット・バリー・カウフマン キャロリン・グレゴワール

創造性のように、とらえどころのないものを理解することができるでしょうか?

心理学者スコット・バリー・カウフマンの画期的な研究と、

キャロリン・グレゴワールのハフィントンポストの人気連載を下敷きにした

『創造への刺激』は、きわめて創造的な人々の「入り組んだ精神」の内部を

垣間見せてくれます。

 

神経科学と心理学における最新の知見を明らかにしながら

歴史を通して、芸術家や発明家の例を引きながら、

本書は創造的思考を活性化させる実践や習慣に、光を当てています。

 

カウフマンとグレゴワールは、注意深さと白日夢、

真剣であることと遊ぶこと、開放的であることと感じやすいこと、

孤独と協力などの、互いに矛盾するふたつのことは、

私たちが創造力のもっとも深い部分を利用することによって、

受け入れることができる、と説明します。

 

それぞれの章を通して、創造的な人の10の特徴と1つの習慣を

探っていきます。

・想像力に満ちた遊び

・情熱

・白日夢

・孤独

・直観

・経験に対して開かれていること

・感受性

・逆境を強みに変えること

・発想の転換

 

パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロ、マルセル・プルースト、

デビッド・フォスター・ウォレス、トーマス・エジソン、

ジョゼフィン・ベイカー、ジョン・レノン、マイケル・ジャクソン、

トム・ヨーク、ジョシュア・ワイッツキン(チェス・プレーヤー)、

宮本茂、その他大勢の著名人の仕事と性格の洞察を通して、

『創造への刺激』は、私たちの創造力に対する理解を深め、

人生を豊かにする方法を教えてくれます。

 

 


元記事:http://goo.gl/g6HTB0

(翻訳:服部聡子)

 

 

 

 

 

 

本『オリジナルな人々』

Originals: How Non-Conformists Move the World

『オリジナルな人々:非協調的な人間が世界を動かす』

著者:アダム・グラント

 

ニューヨークタイムズのベストセラー

『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』の著者が

新たに探求しようとしたのは、

人々が新しいアイデアをどのように支持し、

指導者が組織の中に生まれたオリジナリティの萌芽を、

どのように育てていくのか、ということでした。

 

『GIVE&TAKE』を通してアダム・グラントは、

成功についての新しい考え方を紹介しただけでなく、

同時に同時代の中で、もっとも魅力的で刺激的な思想的リーダーとしての

地位を確立しました。

 

この『オリジナルな人々』の中で、彼はふたたび世界を良くすることに挑戦しているのですが、

今回はオリジナリティを持つ、という視点からアプローチしていきます。

新しいアイデアや、生まれつきのものに逆らい、

慣習と戦い、伝統にあらがうことの価値に焦点を合わせるのです。

 

どうしたらリスクを冒すことなく、新しい思想やポリシー、実践を

創出することができるのでしょうか。

 

ビジネス、政治、スポーツ、娯楽などのさまざまな分野にわたる

驚くべき研究と、ストーリーを活かしながら、

グラントは良いアイデアを認識する方法や、

言葉に詰まらずに話し続ける方法、

提携関係を築く方法、

行動するのにふさわしい時を選ぶ方法、

不安感や疑念をうまくなだめる方法、

さらには親や教師は子供の創造性をどのように養ったら良いのか、

リーダーはいかにして集団思考*と戦うべきか、

(※まとまりの強い集団では、意思決定の際にまとまりを重視するあまり、現実的でない判断を下してしまうこと)

反対意見をいかに歓迎すべきか、などを探求していきます。

 

自分のスタートアップに投資しない理由に焦点を当てて売り込みを行う起業家、

アップル社で3ランクも役職が上のスティーブ・ジョブズに異議申し立てを行った女性、

CIAの守秘義務を破ったアナリスト、

自分に対して批判を行わない従業員をクビにした金儲けの天才、

番組の仕事はしなかったけれども、当時人気のなかった「となりのサインフェルド」を

お蔵入りにさせないで、後の大ヒット番組を救うことになったTV局の重役、

こうした人々から学んでください。

そうすることによって、大勢順応主義を振り捨て、現状を前進させていく、

画期的な洞察力を手に入れることができるでしょう。

 

 


元記事:http://goo.gl/R6DAk5

(翻訳:服部聡子)

 

 

 

 

 

 

 

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本:『産業界の未来』

The Industries of the Future

著者 アレック・ロス

 

イノベーションの先導者であるアレック・ロスは、この世界で次に起こること、

次の10年で私たちがどこまで前進するか、どのような障害にぶつかるか、

そうして私たちがどのように進んでいけば良いかを明らかにします。

 

著者であるアレック・ロスは、国務長官の下で、イノベーションに関する上級顧問を務める一方で、

世界中40か国を訪ねて、あらゆる大陸で出現した最新の発明を探求しました。

ケニアのスタートアップが集中する場所から、韓国の研究開発所まで、

ロスは、将来、起こりうるものに目をこらして来たのです。

 

『産業界の未来』の中で、ロスは、来たる10年間に変わるものを私たちに見せてくれます。

前進するためのチャンスに光を当て、繁栄を遂げる国、衰退する国を示します。

また、ロボティックス、サイバー・セキュリティー、ゲノミクスの商業化、

ビッグ・データの次の1歩、デジタル技術がお金や市場に与える影響といった

私たちの未来の経済をなによりも形づくる特別な分野を、分析していきます。

 

これらのそれぞれの領域において、ロスは、きわめて厳しい問題を指摘します。

仕事の質の変化に、私たちがどのように適応していけば良いのか。

サイバー戦争の可能性は、次の軍拡の引き金になっていくのか。

世界の新興国のイノベーション中心地は、シリコン・バレーに匹敵するのか。

今日の親世代は、子供たちにどのような未来の準備をさせればよいのか。

 

ロスは、たくみなストーリーテリングと経済分析をブレンドしながら、

広汎な世界的趨勢が、私たちの生き方にどのような影響を与えていくか

鮮明で、情報に裏打ちされた見解を、明らかにしてくれます。

テクノロジー産業の大御所から防衛専門家にいたるまで、

幅広い分野の指導者の知見が集まった『産業界の未来』は、

私たちの多くが重要だと感じながらも、その複雑さに尻込みている話題を、

要約し、明確に、解き明かしてくれるのです。

 

本書は、今日と明日、世界がどう動いていくのかを理解するために、

あらゆる国の、あらゆる分野のビジネスに携わる人々が読まなければならない、

必須の一冊と言えるでしょう。

 

 


元記事:http://amzn.to/1na9FV3

(翻訳:服部聡子)

 

 

 

本:『天才の地理学』

The Geography of Genius: A Search for the World’s Most Creative Places from Ancient Athens to Silicon Valley

『天才の地理学

 ―世界で最も創造的な場所はどこか 古代アテネからシリコンバレーまで』

著者:エリック・ワイナー

 

ニューヨークタイムズ・ベストセラー『世界しあわせ紀行』の著者エリック・ワイナーと

アテネからシリコンバレーまで、歴史を縦横にかけめぐる旅に出ましょう。

ある特定の時期に、特定の場所で、創造的な天才が次から次へと輩出されるのを見ていくのです。

 

『天才の地理学』では、評価の高いトラベル・ライター、エリック・ワイナーが、

きわめて革新的なアイデアと、環境の関係を探求しようとします。

特定の都市環境が、創造性を導いていったのかを明らかにするために、

1900年のウィーン、ルネッサンス期のフィレンツェ、古代アテナ、宋王朝時代の杭州、

シリコンバレーなど、歴史上のさまざまな地域を探訪していくのです。

 

著者のトレードマークでもある、洞察力豊かなユーモアとともに、

天才たちが花開いた土地を歩きながら、

ソクラテスやミケランジェロ、レオナルド・ダビンチのような人々に

ひらめきをあたえた「インスピレーションの素」は、今日も残っているのでしょうか。

そんな場所に立ったワイナーは、こんなふうに問いかけます。

「この空気の中に、何があるのだろう?

そいつをビンに詰めることができるのだろうか?」

環境と創造性の関連は、歴史を通してさかのぼることができます。

ダーウィンの進化論は、彼が馬車に乗っている間に固まっていきました。

フロイトはお気に入りのコーヒーハウスが、思考に最適の場でした。

ベートーヴェンは、他の多くの天才たちと同様、長い散歩を好みました。

鋭く、また挑発的な『天才の地理学』は、天才という存在がどのように現れてきたかを

あらためて浮かび上がらせます。

歴史を概観する確かな知識と、楽しいおしゃべりを通して

創造性を育てていく上で、文化がきわめて重要なものである、という著者の指摘は、

すぐに大勢の人にとって、格好の話題になることでしょう。

 

 


元記事:amzn.to/1n5jIKA

(翻訳:服部聡子)

 

 

本:『トリガー 習慣をつくり なりたい自分になる』

Triggers: Creating Behavior That Lasts ?Becoming the Person You Want to Be

マーシャル・ゴールドスミス、マーク・リーター著

 

 

ベストセラー著者でありエグゼクティブ・コーチとして世界的に知られるマーシャル・ゴールドスミスが、

この最新の著書で、順調な仕事と生活から私たちを脱線させてしまう、

環境的そして心理学的なトリガー、きっかけとは何かを論じます。

    
自分自身では辛抱強く、人の気持ちが解り、問題解決のできる人間だと思っていたのに、

当てはまっていない自分に気づいたことはありませんか?

普段は動じない自分が、誰か特定の同僚がいるときだけは苛立ったり、

取り乱してしまったりすることに気づいて、驚いたことはありませんか?

また、自動車の運転中に、目の前に割り込まれてついカッとなってしまったことはありませんか?

    
マーシャル・ゴールドスミスが言うように、原因が何もないときにこういった反応が起こることはありません。

通常は、何か好ましくないトリガーが身の回りの環境のなかに現れた結果として起こるのです。

つまり、同僚として、パートナーとして、親として、あるいは友人として自分が思い描いている、

あるべき姿とは正反対の行動を引き起こさせてしまう人や状況があるのです。

    
これらのトリガーはあらゆるところに潜んでおり、現れると、いつも必ず調子が狂ってしまいます。

キッチンからベーコンの香りが漂ってくると、

医者がコレステロールを下げるように言っていたのを忘れてしまいます。

電話がなると、向かい合って座っている人の目を気にもせず、

条件反射的に光っているスクリーンに目をやってしまいます。

かくも頻繁に、周りの環境には私たちの手が及ばないものがあふれています。

しかし、たとえそうだとしても、ゴールドスミスが指摘するように、

それに対してどう反応するかは、私たち自身で選ぶことができます。

    
ゴールドスミスの著作のなかでもっとも力強く、ひらめきに満ちた本書『トリガー』では、

人生のなかでどのようにしてトリガーを克服し、

意味のある変革を起こしそれを継続さればよいのかを示します。

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変革というものは、どれだけ切迫していて、それが明らかに必要な状態であっても、難しいものです。

やらなければならないことが判っていたとしても、それを実行することとは異なります。

ゴールドスミスは、私たちは計画立案者としては優秀でも、

進むにしたがって環境が邪魔立てをするようになり、実行者としては不得手となってしまうと言います。

私たちは、当初の意思を忘れてしまうのです。

疲れ果て、穴の開いたバケツから水が漏れるように、自制心が流れ去ってしまうのです。

    
『トリガー』では、ゴールドスミスは、私たちが自身を毎日、簡単に省みることができる

「マジック・ブレット」という解決策を、

ゴールドスミスが言うところの「アクティブ・クエスチョン」と関連付けながら説明します。

これは、私たちの結果ではなく、努力を測るための質問です。

達成することと挑戦することは異なっています。

欲する結果を常に得られるとは限りませんが、挑戦であれば誰にもできるものです。

『トリガー』のなかでゴールドスミスは、

6つの「エンゲージング・クエスチョン」について詳細に説明します。

これは、私たちが、自身の至らない部分に気づくための努力を、

責任を持って行えるようになるためのものです。

    
本書は、私たちが人生における変革を起こし、

それを継続させ、なりたい自分になるために書かれた、

ゴールドスミスの個人的な経験に基づく脚本集です。

著者がこれまで仕事を共にした経営者やビジネス界の黒幕たちとの、内情が垣間見られる、

気づきの多いエピソードであふれています。

 


元記事:http://amzn.to/1HlZG5p

(翻訳:角田 健)