島藤真澄・女性のためのBizワークショップ:(子連れOK)

ジェイエイブラハム勉強会から派生した、女性向けワークショップです。

思うように働けなかった頃、育児の経験がきっと人生の飛躍に役立つよと、地域の女性コミュニティを作り、『キャリアダウンのすすめ』を執筆。各地の図書館や男女参画の参考図書となるなどしました。

育児中のスローダウンから、その後、リアルに、育児終了後にきっちりとキャリアアップした島藤自身が、ママ向けワークショップを行います(シングルも大歓迎)。

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テーマは「自分の才能の掘り起こし方」

普段気づいてない、ご自身の能力を引き出す方法や、グループワークによる気づきの連続を体験していただきます。
できないことや努力していることに目を向けがちですが、実は自身でも気づいてない部分に能力があることが多いです。

そんな意外な能力の掘り当て方を学びましょう。
誰にでもできます。

その才能を、ビジネスにつなげる方法も得ましょう。

また、せっかくの機会ですので、島藤が育児中にやっていたこと。どのようにして50歳で社会復帰して今の仕事を手に入れたのか等、女性に関心ある話題にも触れていきます。

子連れOKの楽しい会にしましょう。
子育ての悩みも解決しちゃいましょう!!

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ファシリテーター:島藤真澄
ShimaFuji IEM代表取締役。
世界No.1マーケターで、フォーブス誌選出全米TOP5コンサルタントの
ジェイエイブラハム東アジアディレクター。日本エージェント。

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日時:

4月8日 14~16:00 博多 ENJOY SPACE 天神 レンタルスペース505号
0https://www.facebook.com/events/1872642553015587/

4月12日 14:00~17:00  場所: 大阪:中之島中央公会堂
http://osaka-chuokokaido.jp/map/
https://www.facebook.com/events/1198096203644098/

4月23日 四日市 14:00 – 16:00 MG四日市
https://www.facebook.com/events/231978090542088/

 

以下はメンタークラブです

4月8日博多:アクロス博多
https://www.facebook.com/events/1589011284465494/

*5月は、13日の出版直前の開催となります。ふるってご参加ください
5月8日(月):東京 日比谷図書館小ホール 18:30〜21:00
5月9日(火):名古屋 :県産業労働センター特別会議室 18:30〜20:30
5月10日(水):大阪 中央公会堂 大会議室18:30〜21:00

6月3日(土):新刊出版記念来日講演(神戸)
6月5-6日:少人数セッション(本人によるマーケティング診断)

7月12日 (水):大阪 中央公会堂 大会議室18:30〜21:00
7月20日 (木):東京(場所未定)
9月、11月もそれぞれの地域で開催します

保護中: マーケティングの技術で確実な集客を掴むヒアリング術

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「雨が多いイギリスで傘を売るな」マーケティングで欠かせないヒアリングの技術

こんにちは、トイアンナです。
私は現在イギリスに住んでいますが、日本製品は食事から雑貨まで高品質なことで知られ、愛されています。特にトレンドへ敏感なロンドンではいたるところに寿司屋やラーメン店があり、異国感が薄れてしまうほど。

雑貨ではMUJI(無印良品)、UNIQLOが名だたるブランド品と並んで出店しており、特にUNIQLOのヒートテックは大ヒット商品となりました。

このような成功例を踏まえ「同じように高品質なものをヨーロッパへ出せば売れるのではないか」と日本企業の多くが進出を試みています。しかしその多くは辛くも惨敗し、撤退せざるを得ない現状があります。なぜ日本の製品は素晴らしいのに、現地で売れないのでしょうか。

今回は「自分が知らない分野」へ進出する際にありがちなマーケティングの失敗例と回避術をお伝えします。

雨が多い国だからと傘を売ろうとする国、日本

イギリスは雨と霧の国――そう聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。昨年はドラマ『シャーロック』が流行りましたが、その中で多くの殺人事件やバトルシーンが霧の中起きていました。

そうすると、日本企業の担当者はこう考えます。「イギリスは降水量が多い? だったら日本の傘はよく売れるに違いない。ざっと調べてみたが、イギリスの傘は粗悪でデザインもシンプルすぎる。日本の傘は丈夫でコンパクト、さらにデザインが豊富。さらに手軽に買える値段でもある。これなら輸出するだけで売れるはずだ」

そう考えて傘を売ると、これがさっぱり売れません。それもそのはず、イギリス人は雨が降っても傘を差さないのです。

浅いマーケティング分析では測れない真の需要とは?

イギリスの雨は日本と違い、ぽつぽつと大人しく降り、そしてすぐ止みます。1日中雨の日は珍しく、長くて1時間で止むのが特徴。むしろ雨は降らないままどんより曇りだけが続くことも珍しくありません。

こういった雨が多いと、傘をいちいちさすのも面倒くさいからと、折り畳み傘を持ち歩く人も少ないのです。

道端で雨が降りだしたときイギリス在住者が取る反応は以下の2つ。
(1) 気にせず歩き続ける
(2) カフェにでも入って雨がやむのを待つ
これでは雨で売上が上がるのは、傘より駅近くのカフェでしょう。

イギリスでは傘が売れない代わりに、防水ジャケットとカバンがよく売れます。傘をささずに歩き続ける雨の中で、パソコンやお菓子を持ち運ぶならカバンに防水機能が欠かせません。日本のようにオシャレで口の空いたバッグなど持ち歩いてはあっという間に水で中身が濡れてしまいます。

一時日本のランドセルがイギリスで売れていると話題になったことがあります。これも売れるのは納得。防水性・軽さ・丈夫さのどれもがイギリスの気候に合っているからです。

売れる商品、集客できるサービスの裏には必ず消費者のニーズに合ったマーケティング戦略があります。そして正しいマーケティング戦略は「〇〇だからXXが売れるだろう」という机上の空論ではなく、地道なヒアリングで成り立っています。

「現場の消費者にこそ売上アップの答えがある」というマーケティングの考え方は、営業を経験された方にとっては腑に落ちるのではないでしょうか。マーケティングとは多くの日本企業が強みとする営業力を、取引先の代わりに消費者へ向ける技術です。

真実はヒアリングの中に

もしこれまでに「マーケティングは会議室で話し合うばかり。営業しか現場を知らないんだ」とお考えになっているのであれば、それはこれまでに接触したであろうマーケターが与えてしまった誤った印象です。マーケティングを生業にするものの一人として、こういう誤解が生まれたことを申し訳なく思います。

正しいマーケティング戦略の基盤は、営業と同じ現場にあります。マーケティングにとっての現場とは顧客・消費者の声です。

マーケティングでは消費者が「これなら絶対に買う」と仰っていただくことが、営業にとって「よし、うちで扱おうじゃないか」とお取引先に確約していただくことに等しくなります。

多くの企業では何も考えず飛び込み営業をするよりも、長期的に利がありそうなお取引先を選んでからご挨拶へうかがうでしょう。マーケティングでやみくもに傘を売らず、自社の製品が好まれそうな地域や消費者を探すのも同じことです。

イギリスへ傘をやみくもに輸出するような失敗を避けるためにも、すべての企画に先駆けたヒアリングは欠かせません。もしマーケティングへ割くことのできる予算が限られているのであれば、リーフレットやWebサイトを作る費用を後回しにしてでも、ヒアリングへ真っ先に予算を割いてください。

ヒアリングは明日の利益にはつながらないかもしれませんが、1年後、2年後に歴然とした差を生みます。手っ取り早い果実よりも大きな成功を目指すため、消費者の声へ耳を傾けていただければ幸いです。

 

 


トイアンナ
大学卒業後、外資系企業にてマーケティング業務を歴任。
消費者インタビューや独自取材から500名以上のヒアリングを重ね、
現在はコーチングやコラム執筆を行う。
ブログ:http://toianna.hatenablog.com

3.10メンタークラブ関西勉強会が開催されました

3月10日 大阪中央公会堂大会議室において、ジェイエイブラハム・メンタークラブ関西勉強会が開催されました。

最初に14名の参加者が、4つのグループに分かれて着席しました。
初対面の方も多かったので、今回も前回同様、「他己紹介」のワークからのスタートです。

「他己紹介」というのは、初対面の人を文字通り「紹介」するワークです。相手のバックグラウンドなど何も知らないところで行うために、本当の「第一印象」のみの紹介なのですが、自分が初対面の人からどのように見られているかがわかり、これまで気づかなかった自分の「資産」に気づくことができるのです。

 今回初めて私も中に加わったのですが、相手の方の印象を言葉にする作業を通じて、自分が驚くほど多くの印象を受け取っていることに気づきました。それだけでなく、ふだん初対面の方と話をするというのは、緊張したり、ぎこちなくなったりするものですが、このワークを通すと、自然に打ち解けることができ、一気に距離が縮まっていくことが感じられました。

「他己紹介」の次に行われたのが、「導入ファシリテーション」として「コネクションゲーム」です。
まず、人数分用意された小さなメモ用紙に、メンバーそれぞれが、自分の頭に瞬間的に浮かんだ言葉をひとつ、書いておきます。その中から2枚をランダムに抜き出して、全員で相談しながら2つの言葉を結びつけていく、というワークです。

 ジェイさんは、さまざまな文書やセミナーの中で、繰り返し「点と点をつなぐ」ことの重要性を述べていらっしゃいます。点と点の関係性を見出すことによってビジネスが生まれる、関係のない人同士をつなげることで、新しいビジネスができてくるものだ、と。しかもそうした発想は、ある日突然生まれるのではなく、ふだんからのトレーニングが重要です。「コネクションゲーム」の目的もそこにあります。まったく異なる2つの言葉につながりを見つけるトレーニングなのです。

 それぞれのグループから「愛」や「精神」「夢」「ビジョン」といった抽象的な言葉や、「金」、あるメンバーが師事した先生の名前、眼鏡の汚れなど、具体的な言葉が結びつけられ。そこからミクストリアリティや、見ている側の視力に合わせてくれるブラウザの話、「慈悲」という言葉に含まれている「悲しみをとりのぞく」という意味がマーケティングの根本にあるのではないか、など、それぞれのグループでバラエティに富んだ話がなされていきました。

「言葉を磨く」

 いよいよ本日のテーマである、キャッチコピーやヘッドラインを作ることに進んで行きました。
 最初に確認されたのは、私たちが作るべきコピーというのは、イメージ広告ではなく、お客様のアクションにつながるもの、お客様の問題を解決してくれる場所であることがわかるとともに、ほかとは区別される「私」の特性が際立つUSPがはっきりと打ち出されていなければならない、ということでした。

 そのためにまず、自分にとってのお客様とは誰かを明らかにしていかなければなりません。自分はどんな人の問題を解決してあげたいのか、自分の理想とするお客様とはいったい誰なのか、お客様のペルソナを決定することから始めます。というのも、身近にいない、よくわからない人をペルソナにすると、たいていうまくいかないからです。

 自分がつきあっていきたいお客様のイメージを書き出し、その上で、その人の困っていることを、表向きと本音の2種類に分けて考えていきます。
というのも、「食器が多くて台所が片づかなくて困る」という問題を抱えている人は、本当は「ふだん寂しい毎日を過ごしていて、別居している子や孫にもっと来てほしくて、つい食器を買い込んでしまう」からかもしれません。その人の本当の困りごとや悩みに刺さる提案を行えば、その人は行動を起こせるからです。

 さらに、USPというのは、意外に自分が気づいていないところにある、ということに話は進んで行きました。人は、難なくできることについては、意外に無頓着なものです。むしろ、努力を重ねてやっと身につけた能力や技術の方を、高く評価してしまいます。ところが、本当のその人の強みというのは、難なくできること、なぜできるのか自分でもよくわからないことにあるのです。この指摘は、わたし自身も思い当たるものがあり、非常に腑に落ちるものでした。

 こうして自分のUSPを作っていくプロセスを全員で共有し、最後に参加メンバーひとりひとりが今日の感想を語っていきました。
なかでも車いすで参加してくださったメンバーの方が、一語一語絞り出すようにして発言してくださった
「理解の障害を取り除くことができれば、関係を築くことは難しくないと思いました」という言葉には、深く胸を打たれました。

 そのあと、ワークにもご参加くださった社労士の先生から、助成金についてのご説明があり、会場の制限時間ぎりぎりまで、実り多い話は続いていきました。

 メンタークラブの定例会は、今後も各地で開催されます。
和気藹々とした雰囲気のなか、内容の深い、共に学べる機会としての「勉強会」。
皆様のご参加を心から願っています。

◆ 今後の日程

3月13日(月) :東京:日比谷図書館会議室 18:30-21:00
3月14日(火):名古屋 :県産業労働センター特別会議室 18:30-20:30
博多, 北海道::未定

*5月は、13日の出版直前の開催となります。ふるってご参加ください
5月8日(月):東京 日比谷図書館小ホール 18:30-21:00
5月9日(火):名古屋 :県産業労働センター特別会議室 18:30-20:30
5月10日(水):大阪 中央公会堂 大会議室18:30-21:00

7月12日 (水):大阪 中央公会堂 大会議室18:30?21:00
7月20日 (木):東京(場所未定)
9月、11月もそれぞれの地域で開催します

メンタークラブとは


服部聡子(ShimaFuji IEM 翻訳チームリーダー)
出産・退職後、在宅で働ける資格を身につけるために翻訳を学び始める。
約5年フィクション/ノンフィクションの下訳、ウェブ・ライターを経て、
『限界はあなたの頭の中にしかない』に巡り合い、深い共感を覚え、弊社に。

戦を略する

紀元前500年前後に中国で活躍した武将、孫子は

それまでに人々が考えていた「戦とは何ぞや」という

概念をひっくり返したと言われています。

それまでの時代には、戦の勝敗は天命が左右するものと

考えられていたそうです。

孫子は過去の戦を分析し、戦法を書にまとめました。

その中でも特に有名な概念は

「戦わずして、勝つ」というものです。

これが「戦略」つまり「戦を略する」という考えに

つながっていったものと考えられているそうです。

「戦わずに勝つなど、卑怯な!!」

と、思ってしまいそうになる私ですが

これは日本人固有の感覚でしょうか。。(武道の影響とか?)

でもよくよく考えてみるとそれは、スポーツの話でもなく

ゲームの話でもなく、多くの人命が関わる戦の話です。

避けられるのであれば戦いを避けるのは真っ当と言えます。

ジェイさんはよく”Strategy” (「戦略」)という言葉を用いますが

ShimaFuji IEM翻訳チームでは長いこと

この言葉の訳に悩んできました。

もちろん、ジェイさんが語るのは戦ではなくビジネスです。

色々な専門用語を使われる師ですが、軍事用語は

その中でも特に多く使われています。

しかしながら、軍事用語とジェイさんの思想が

相容れないような気がして、私はなんとなく違和感を

感じてきました。

師の考えや方法論は攻撃的なものではなく、

むしろ人間の本質や、ロジックに基を置いています。

それはゲーム感覚で人を操るものでもなく、

むしろ相手を尊重し、その気持ちに寄り添うものです。

そんなときに孫子が言うところの「戦略」つまり

「戦を略する」という考えを知って、腑に落ちました。

孫子は、己を知り、相手を知ることが戦のカギを握る、と

説いています。

そのようにしてはじめて、戦の規模を最小限に抑えて勝つための

出方を知ることができると。

ジェイさんがいつも「自社や競合が、何をどんな動機で

どのように、誰に向けて行っているのかを分析しなさい」と

仰っているのを思い出します。

孫子においても、ジェイさんにおいても

それは「ラクして勝とう、ラクして儲けよう」という

考えとは真逆の思想です。

それはむしろ、損失や疲労を最小限に留めながら

成果をあげるために、よく学びよく考える、という部分に

重きを置いているように思えます。

同時に、「戦略」の第一歩が把握と分析から始まることも

分かります。

ちなみにこの孫子は、冷淡な一面もあったことで

知られているようですが、現代の戦略家・ジェイ師に

冷淡さは感じられません。

ミーティングで大切な話をしている途中でいきなり

「真澄の眉毛はキュートだね!」と言ってきたりと

お茶目な一面に、いつもほっとさせられている私です。

(a_washiyama)


a.washiyama

a_washiyama:
ShimaFuji IEM 翻訳チームのメンバーです。
翻訳家としてまだまだ勉強中ですが、ジェイさんのお考えを分かり易く、正確にお伝えできるよう、邁進して参ります!