サイモン・シネック新刊の翻訳出版が決定しました

『Whyから始めよう!』のサイモン・シネックの新刊の翻訳が決定しました。
ディスカヴァー21さんよりの出版となります。

頑張りたいと思います。

 

 

DMM.comさんから取材をお受けしました

DMM.comさんのサロンニュース、CANARYから取材をお受けしました。

 

 

 

ブランド・メッセージの考え方

(※この記事は”https://www.linkedin.com/pulse/how-establish-your-brand-message-guy-kawasaki?trk=prof-post“を著者の了解を得て翻訳したものです。)

by ガイ・カワサキ

現実には、誰しも無限のリソース(資源)があるわけではありません。

完全無欠の商品を持っているわけでもないし、競争相手のない拡大一方の市場で販売しているのでもありません。全知全能ではないので、世間の人に、あなたのブランドにはこのような意味があるのだと無理やり思いこませることもできません。

このような条件のもとで、多くの会社はどんな助けでもほしいと願いながら、ブランド戦略に取り組んでいます。ここでは私からのアドバイスを送りましょう。

 1. 優位性を訴える

あなたのブランドを、「意味を作りだす」「ためになることをする」「世界を変える」「みんなを幸せにする」のように、肯定文で構築してください。あなたの競争相手を貶めるようなものにはしないこと。

考えてみてください。あなたがこの前、競合他社を批判している製品を買ったのは、いつのことですか?(マックユーザーではないとしてですが)。もし競合他社を打ち負かしたければ、気持ちを引き立てるようなブランド戦略を採るべきで、他社を出し抜きたいというばかげた願望を下敷きにしてはいけません。

 2. メッセージをひとつだけ作る

ひとつだけのメッセージで伝えるのは、非常にむずかしいことです。そこでほとんどの企業は、多くのメッセージを打ちだしています。というのも、ニッチになるのを怖れ、市場全体を相手にしようとしているからです。

「我が社のコンピューターはフォーチュン500に選ばれる企業にふさわしいものです。そうそう、家庭でお使いくださる方にも最適です」

しかし、現実に目を向けてください。ボルボは、安全性の面では優れています(横転しない)が、セクシーとは言いがたい車です。トヨタは経済的ではありますが、贅沢さではかないません。

メッセージをひとつだけ選び、それが有望なら、少なくとも1年間はそれを続ける。変えるのなら、そのあとにしてください。1度にいくつも試したり、数ヶ月おきに変更するようなことをしてはいけません。

 3. 誰にでもわかる言葉で

業界用語を使うべきではありません。商品の位置づけの定義に頭文字や略語を使っているなら、
(a) あなたのブランドは、大半の人には理解できない
(b) あなたのブランドは長続きしない
となる可能性がきわめて高くなります。

たとえば「最高のMP3デコーダ」というメッセージには、誰もが「MP3」と「デコーダ」の意味を知っていることを前提にしています。ところが10年後、MP3が誰にも顧みられなくなっていることはないといったい誰にわかるでしょう?

年齢差別をすべきではありませんが、ポジショニング・ステートメントをあなたの両親が理解できるかどうかが試金石です。―― あなたの両親がコンピューター・サイエンスの教授ではないと仮定して。

 4. ためしに反対語にしてみよう

「拡張性、安全性、操作性に優れ、処理速度の速いソフトウェア」
こんな謳い文句の製品の仕様書を、これまで何度、目にしたことでしょう。こんな形容詞を使う企業は、「拡張性、安全性、操作性に優れ、処理速度の速いソフトウェア」を自負する企業がほかにはないとでも思っているのでしょうか。

競合企業があなたが使おうとしている形容詞の対義語を使っているのでないかぎり、その言葉には意味はありません。拡張性がなく、漏洩しやすく、使いづらく、処理速度が遅い、というメッセージを少なくとも私はこれまでに、目にしたことがありません。

 5. メッセージを段階的に広めていく

仮に、あなたが完璧なブランド・メッセージを創りあげたとしましょう。おめでとう! 次の仕事は、あなたのメッセージを組織全体に広く知らせていかなければなりません。

多くの企業のマーケティング部は、ひとたびプレスリリースを発表したり、広告を出したりすれば、世界中にそのメッセージは伝わったものだと決めてかかっています。ところがその実体は、企業内ですら全体化されていません。まずは取締役に通知し、順を追って知らせていき、受付職員のトリクシーさんやビフ君にまで、社内の全従業員が、かならずブランド・メッセージを理解しているように、徹底させましょう。

 6. 反応を検証する

あなたは自分の送ったメッセージを理解していても、それを受け取った人が、そのメッセージから何を理解したかは、実際にはわかりません。

ですから、これを試してみてください。メッセージを送ったら、そのメッセージがほんとうはどのようなことを訴えているのか、相手に聞いてみるのです。そうすればあなたにも、そのメッセージがどのように受け取られたか、知ることができます。

結局のところ、メッセージとは、あなたが何を言うか、よりも、みんなが聞いたものは何だったのか、の方が重要なのです。

 

 7. 広告を重視するのではなく、多くの人に高く評価される努力を

多くの企業は広告を通じてブランドを確立しようとして、巨額の資金を浪費しています。多すぎる資金は少なすぎるよりも悪いもの。あまりに多額の予算があれば、スーパー・ボウルのCM枠を購入するような、ばかげたことをしてしまいます。

ブランドは、みんながあなたのことをどう言っているかによって築きあげられていくものです。あなたが自分のことをどう言っても、それがブランドにはなりません。みんながあなたことを高く評価をしてくれるのは、
(a) あなたがすばらしい製品を提供してくれたとき
です。そうしてあなたがすべきなのは、
(b) その良い評価を、みんなの手で広めてもらう
ことなのです。

 

 8. 人間性を持たせるよう努力する

すばらしいブランドというのは、深い人間性を備えています。あなたの製品が、市場の一部ではなく、あたかも人格を備えた人間であるかのように、口にされるのです。
「私のiPod」「ぼくのマック」「俺のハーレイ・ダビッドソン」「私のコーク」というふうに。

それに対して、人は誰も「私のマイクロソフト・オフィス」とは呼びません。だから私はマイクロソフトが偉大なブランドだとは呼べないのです。もっとも子供たちは「ぼくの Xbox 」と見なしていますが。マイクロソフトにとっては気の毒なことですが、「 Xbox 」と「マイクロソフト」は、緊密な関連があるようには思われていないのです。

では、ここで一歩離れて、6万4千ドルの質問を自分にしてみてください。
「もしマーケティングにまったくお金を使わなければ、我が社のブランドは認知してもらえるだろうか。ブランドが何を言おうとしているのか、理解してもらえるだろうか?」

というのも、現実の社会でのマーケティングとは、「マーケティングに多額の予算は計上できないから、自社のブランドは、制作会社にまかせよう」となっているからです。

何十年にもわたって、アップル社は多額の資金を費やして、「力」を象徴するマッキントッシュ・ブランドを確立しようとしてきました。
ところが何十年にもわたって、消費者はマッキントッシュ・ブランドとは、使いやすさの代名詞だ、と信じてきたのです。

結局のところ、あなたも現実の社会の流れに身を委ねるしかないし、その流れがなんであろうと、それをありがたく受け取るしかありません。

著者:ガイ・カワサキ(元アップルコンピューター・エバンジェリスト)


元記事:https://www.linkedin.com/pulse/how-establish-your-brand-message-guy-kawasaki?trk=prof-post

 

アップル創始者スティーブ・ウォズニアックと、ランディ・ザッカーバーグの来日でした

2018年8月4~5日に行われた、スティーブ・ウォズニアック氏と、Facebook元チーフマーケターで、マークザッカーバーグの実姉であるランディ・ザッカーバーグの来日講演があり、来日交渉からアテンドまでを一貫して支援させていただきました。
今後の日本におけるコンテンツ展開についても交渉権をいただきました。

  

 

 

(特別公開)ビジョンを具体的な数字へ落とし込むマーケティング思考術

メンタークラブ5月号音声教材【稼ぎ力】・2018年

メンタークラブ音声教材をお届けします。

テーマは「交渉力」。経営者に必須の交渉力で相手を打ち負かさずに
交渉を有利に進める方法について解説しています。

テキスト(PDF形式です):パスワードはメールでお知らせしています。

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保護中: メンタークラブ4月号書籍レビュー・2018年

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保護中: 2018年版、SNSタイプ別活用法

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あなたはマーケティングでSNSを活用すべきか?

こんにちは、トイアンナです。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、Twitterやfacebookなどインターネット上で、個人や法人が相互にやりとりできるサービスのこと。いまや30代以下なら、誰もが1つは使っている通信手段となりました。

そして、「いまはSNSの時代です、ぜひ活用しましょう」と営業をかけられている法人様も多いのではないでしょうか? 「そうなのか、なら弊社も導入しなくちゃな」と鵜呑みにされるのは少々お待ちください。

SNSは確かに便利なツールですが、「必要としない業種」も必ずあるのです。

  • 新しいツールを導入するときは、鵜呑みにしないでください

企業を経営されている方なら、SNSに限らず「〇〇を導入すれば売上アップへつながります」という文言で何度も営業を受けていらしたことでしょう。なかでもメールマガジン、ブログ、SNS、ホームページ作成と、昨今はオンラインの案件が増えました。

しかし社内にあるていど「わかっている」人がいなければ、せっかくの導入もお金の無駄になってしまうことが多々あります。使い方のわからない複雑な機械を工場へ導入するなら、使用できる作業員が必要です。同様にオンラインで集客や販促をかけるなら、少なくともSNSのひとつやふたつは日常的に使っている社員がいなければ外注業者の予算感すら見誤ることでしょう。

特にSNSは「導入して終わり」ではありません。SNS上では、多くの方がリアルタイムでニュースに反応したり、最新情報で盛り上がっています。うまくいけば自社の情報も低コストで認知してもらえるいっぽう、継続的に情報発信をしたり、時事ネタに乗って拡散されるコメントを残したりする必要があるなど継続的にコストもかかります。

弊社も「法人でTwitterを担当してほしい」とお見積りのご相談をいただきますが、相場から見て、中小企業さんでも月50万~100万円はかかるとみてよいでしょう。単に情報発信するだけでこの価格ですから、広告を打つならさらなる追加必要が生じます。

もちろん、自社であらかじめ用意した原稿を投稿させるだけ、あるいは誰の目にも留まらなくていいからただ投稿してほしい……というなら安い業者はいくらでもあります。けれど誰の目にも触れないプロモーションを打つことはシンプルにお金のムダです。きちんと集客戦略を立て、マーケティングをして売上アップへつなげるならそれなりのお金はかかります。

だからこそ導入される前には、「そもそもSNSは弊社に必要なのか?」を問い直してみてください。

  • 選ぶ基準は「自社のターゲットが発信された情報を見ているか?」

まず、絶対にSNS戦略を導入しなくてよいのは「70代以上の方へものやサービスを売っている」法人様です。70代以上は、会社へお勤めされていた現役時代もパソコンを使わなかった方が少なくありません。専業主婦も多い世代ですから、女性はなおさらネット環境から遠く離れています。

一部の先進的な方はタブレットやPCを使いこなしてはいるものの、新聞やテレビが主な情報源という方が、圧倒的多数でしょう。もし貴社が「タブレットを使いこなすシニア」へ特殊な製品を売るなら話は別ですが、特段の理由がないかぎりSNSを使う理由はありません。

さらに、SNSも種類によって微妙に世代がずれてきます。たとえばfacebookは、30代以上が主なユーザーです。そこへティーン向けの広告を出しても反応はよくないでしょう。逆にTwitterのユーザーは若年層が多いため、「老眼に悩んでいませんか?」といったミドル世代へのアプローチには限界があります。

このように、新しいツールを導入するときはSNSに限らず「自社のターゲットは、その製品を見ているか」を常に意識してください。

  • 育成するか、外注するかでコストダウンを図ろう

また、SNSを活用するにしてもやみくもな外注はやめておきましょう。一見高額に見える50万円のSNSを使いこなすセミナーと、月々30万円でSNSを運用してくれる広告代理店を比較するなら、長期的に見て社内人材を育成したほうが費用対効果が高いかもしれません。

広告代理店さんは「全部おまかせ」できる楽さがメリットです。一方、SNS運用やメールマガジンのように長期契約が前提となるツールの導入では「お金を使っても使っても、売上へつながらない。他社も導入しているから、やめることはできないけれど……」と頭痛の種になるおそれもあります。

新しいツールがうまれるたび、使い方を学ぶのは管理職、経営陣のみなさまにとって大変でしょう。こうして書いている筆者も、10代に次々と流行しては去っていく流行へヒアリング調査を通じ、必死でついていく状態です。できることなら外注したいと思うこともあります。けれど数十万円の投資で社員がエキスパートになってくれるなら、外注だけが答えとは限りません。

もしこれから自社でSNS戦略を導入されるなら、

  • 自社のターゲットは誰か? 自社ターゲットはSNSに反応がよさそうか?
  • 自社のターゲットがよく使うSNSはどれか?
  • 育成と外注、どちらが質・量ともにコストパフォーマンスが高いか?

この3点を意識して、決定なさってください。

 

 


トイアンナ
大学卒業後、外資系企業にてマーケティング業務を歴任。
消費者インタビューや独自取材から500名以上のヒアリングを重ね、現在はコーチングやコラム執筆を行う。
ブログ:http://toianna.hatenablog.com