本:『存在感 最大の試練に最強の自分であるために』
Presence: Bringing Your Boldest Self to Your Biggest Challenges
『存在感 最大の試練に最強の自分であるために』
著者:エイミー・カディ
人生最大の難局を前に、どうすれば最強の自分自身であることができるのでしょうか?
就職の面接や、むずかしい話し合い、自分を弁護しなければならなくなった場合など、
私たちは、きわめて困難な情況に立ち向かわなくてはならないことがあります。
そんな際に、不安を抱えたまま臨み、後悔と共にそこを去ることも多いもの。
自分が本物であり、自分には力があることを示さなければならない場面なのに、
逆に、自分がインチキ臭く、無力感に襲われることがあります。
そんな状態では、決して最高の自分を発揮することはできません。
ハーバード大学の教授エイミー・カディは、
自分が他人に与える印象のことを思い煩うのをやめ、
自分が自分に与える印象を変えていかなくてはならないと言います。
最先端の科学は、私たちが力と強さを反映した行動を取ることによって、
自分を妨害する怖れや疑念から自由になれることを明らかにしました。
私たちの思考や行動、生理機能までもが、方向を変えてやることによって、
最高の自分であるために、自分の思いのままにできるというのです。
エイミー・カディはTEDの講演「ボディ・ランゲージが人を作る」
で世界中の人に刺激を与えました。
本書でカディはこうした科学を基礎に、
互いに影響を及ぼし合う、身体と脳の働きについて、多くのことを説明してくれます。
そうして、プレッシャーがかかる時でも、自信を持って対処できるように、
この科学を利用する方法を教えてくれるのです。
情熱的な語り口と簡潔にまとまった研究が一冊の本になった『存在感』は、
現実の障害に直面し、強い抵抗に遭いながらも成功した人々のストーリーも
数多く紹介されています。
読者はストレスに満ちた場面に直面しても、
怖れも後悔もなく、それを乗り越えていく方法を学ぶことでしょう。
元記事:http://amzn.to/1NO2ZGM
(翻訳:服部聡子)