ツイッターをビジネスに活かす6つのヒント
by レベッカ・ラディス
あなたのソーシャルメディア・マーケティング戦略を、
ツイッターに統合していくことが決定的に重要です。
ネットで見つけてもらいたいと思っているなら……
あなたのサイトやブログへの訪問者を増やしたいなら……
カギはツイッターにあります!
統計によると、消費者は積極的に、ネットで答えを探していることがわかります。
特に消費者の97%は、地元で商品を購入する前に、ネットで店のことを調べているのです。
あなたがツイッターを最大限活用できずにいるのなら、
以下の6つのステップは、ツイッターを最適化し、
小さなビジネスから、最大の結果を引き出す助けになるにちがいありません!
ツイッターを最適化し、最大の結果を
1. 自己紹介を最適化する
プロフィールを最適化するには、多くの方法がありますが、
私たちがまず目を向けるのは、あなたの自己紹介です。
あなたのツイッターを訪れた人が、あなたをフォローしようかどうしようか考えるとき、
かならず読むのが自己紹介の欄です。
あなたのビジネスやバックグラウンド、おもな経歴など、
必須項目を含んだ自己紹介を、時間をかけて仕上げることが重要です。
自己紹介のヒント
- ツイートでは140字の字数制限があるのに対し、自己紹介欄は160字使用できます。
- 覚えておくこと: 人は、人とつながります。ですからあなたの自己紹介は、人に受け入れられやすい、また親しみやすいものにしましょう。
- あなたを際立たせる細部をシェア: 同じ考えや趣味を持った人となら、より深い会話ができるので、訪問者にあなたをよく知ってもらえるようにします。
- 検索でヒットしやすいキーワードを使う: 検索で潜在顧客が見つけることができるように、あなたのビジネスを的確に現す言葉を遣います。(たとえばあなたの地元や特定分野、業種や会社名など)
レイ・ヒルツの自己紹介は、まわりくどくなく、要を得たもので、
潜在的なクライアントのために何をするのか、はっきりと書かれていて、
良い例になっています。
「ソーシャルメディア&グーグル+戦略家。 世界No.1サーチエンジンであるグーグルの力を活かし、
あなたのビジネスを力強く推し進めるお手伝いをします。」
2. ツイッターのリストを使う
ツイッターの情報量に圧倒されるように感じませんか?
ツイッターのリストを使って整理しましょう。
リストはあなたのツイッターの流れをコントロールすることで問題を解決するだけではなく、
あなたのフォロワーを整理・分類する上でも、最適な方法です。
リストを使ってあなたのフォロワーを、一般的なテーマ、興味、業種に基づいて
グループ分けしましょう。
たとえば以下のようにリストを作ることができます。
- 仕入れ先
- 以前のクライアント
- 業界専門家
- 好きなことや関心のあること
こうすることで、あなたのツイッターのストリームが管理できます。
あなたがフォローしてくれる人をすべて覚えようとしなくても、
リストがあればフォロワーを整理・分類できるのです。
また、こうしておけば、あなたが活発に関わり合えそうなフォロワーと、
すばやく、簡単につながることができます。
ツイッターをくまなく見回ったり、お気に入りのコンテンツやユーザーに張り付いていなくても、
リストを使ってあなたのトップに来るようにしておけば、膨大なツイートに圧倒されることもありません。
つぎにあなたがログインするときに、
リツィートできそうな誰かや、参加できそうな会話を必死で探したりする代わりに、
あなたのリストにさっと目を走らせて、いま何が起こっているか、見てみてください。
リストの作り方:
- プロフィールページへ進んで「リスト」の項目をクリック
- 「リストを作成する」をクリック
- リストの名前、簡単な説明、公開(誰でもそのリストをフォローできる)か 非公開(あなたしか見ることはできない)かを決めていく
- 「リストを保存」をクリック
3. あなたと共通の関心をもった人をフォローする
ディレクトリからユーザーを検索できるTwellowや、
カテゴリーごとに著名なユーザーをランキング形式で紹介するWeFollowなどで、
フォローする人を見つけましょう。
どちらのサイトも、同様の関心を持っているユーザーを紹介してくれます。
まだツイッターに不安がありますか?
でも、大丈夫!
ほかのユーザーをフォローして、その人たちのツイートをよく見てみましょう。
何について、どのようにツイートしているのか、雰囲気をつかんでください。
また、ほかのユーザーが、どれほどフォロワーとやりとりしているか、よく見てください。
何がユーザーにとって効果があり、何が自分に向いているでしょうか?
そのことがわかったら、すぐに飛び込んでみましょう。
あなた自身の声とリズムとコンテンツを作り、流れに乗ってください。
フォローした人がフォローしている人を、あなたもフォローしたくなるかもしれませんが、
説明を読み、ブログを訪問して、ほんとうに自分にふさわしい人かどうか、
確かめるのを忘れないでください。
あなたの「ニッチ」に焦点を当て、そこにとどまること。
そうすれば、同様の関心を抱いた人とのコミュニティを作ることも、簡単になります。
4. 会話してみましょう
ここまでで、あなたの自己紹介をどこに置けばよいのか、
どこで人を見つけ、どうやってフォローしたらよいのか、わかりました。
行動開始の時間です!
あなたがフォローしている人が、何を見ているのか追いかけることが第一歩です。
その人たちは、何をシェアしていますか?
もしそれがあなたの関心のあることであれば、ひと言、リプライを送ってください。
たとえばあなたのフォロワーのひとりが、
参加するつもりでいる業界のイベントについて話していたとします。
講演者や場所、そこで会う友だちについて話している。
あなたが同じ関心を抱いているのなら、ぜひ、そのことを伝えてください!
共通のつながりを確立することで、これから先も会話が続きやすくなります。
会話を始めるもうひとつの良い方法は、
あなたの考えをリプライするか、フィードバックする、というものがあります。
良い関係を築きたいですか?
それなら、ツイッターの会話に加わってください!
質問をしたり、アドバイスを共有したりしましょう。
さて、会話に参加したあとは、それを管理する番です。
会話を管理するのに最適な方法は、サード・パーティの管理ツールを使うことです。
ホットスイートやツイートデックもありますが、
私が頼りにしているのは、スプラウト・ソーシャルです。
これらを使うと、毎日数分間のチェックでサポートすることができます。
あなたのインボックス、ツイッターリストに行って、コメントをモニターし、
リアルタイムで返信しましょう。
5. コンテンツをシェアし、ステータスを毎日更新しよう
そうでなくても忙しい、小さな会社のオーナーにとって、
コンテンツを作り、情報を収集し、整理し、まとめ、公開することは、大変な仕事です。
コンテンツをどこで見つけるか、何について話すか、うまく管理にはどうしたらよいかが
つねに問題になってきます。
ですから、ここで秘密の扉を開けて、
ソーシャルメディア管理人が、毎日のコンテンツをどのように見つけているか、
あなたの中に隠れているかもしれないアイデアを、どうやって見つけ出すか、
いくつかのアドバイスをお送りしましょう。
あなたのターゲットとするオーディエンスによりますが、
あなたのチームの舞台裏の写真は、今週の最新情報として紹介するのは、とてもよい考えです。
フェイスブック同様、ツイッターでも写真をシェアできることを忘れてはいけません。
ツイッターでシェアされるコンテンツとは?
- あなたの新しいブログの投稿へのリンク
- あなたが計画しているイベントの詳細や、あなたが支援する地元のチャリティ活動など
- いつも人気のあるコンテンツや今週のヒントや引用句など、再活用できるもの
- パンフレットやニュースレターなど、一般的な販促用の資料からの引用
- メール・マーケティング
- 会社設立までの物語
- 推薦状やクライアントのうまくいった体験談
- 過去のプレゼンテーション
アイリーン・スミスはコンテンツを再活用することに情熱を持っています。
彼女は、役に立つヒントとチュートリアルを盛り込んだビデオを、活発にシェアしているブロガーです。
あなたのコンテンツ全体を、よく見直してください。
過去数年間にわたって、あなたが作ってきたものはなんでしょうか。
その中に、リフレッシュして再利用できるものはありませんか?
6. ツイッターとブログの統合
大事なことを言い忘れていましたが、あなたのウェブサイトとブログを、
ツイッターに統合するのを、忘れないでください。
もしワードプレスを使っているのなら、プラグインやウィジェットを使うと簡単ですし、
上の画像のようにツイートに埋め込むこともできます。
加えて、ツイッターは新しいブログ投稿をシェアするチャンスともなります。
ブログの投稿を公開するごとに、かならず複数回、ツイートするように、予定を組んでください。
あなたの作成するすばらしいコンテンツを、決してムダにしないこと。
あなたのツイッターのフォロワーに、つねに知らせることを忘れないでください。
最後に
ツイッターは、私のソーシャルメディア・マーケティングの主軸です。
というのも、つながり、機会を作り、相互交流を図ることは、死活的に重要だからです。
あなたは自分の小さな会社のマーケティングに、ツイッターを活用していますか?
ツイッターをあなたのソーシャルメディアの原動力に変えるために、
今日、重要な一歩を踏み出しましょう!
著者:レベッカ・ラディス(ソーシャルメディア戦略家)
(翻訳:服部聡子)