ソーシャルメディア 書かれざる11のルール 

by ガイ・カワサキ
元記事:http://linkd.in/1CykrcF
(※この記事は著者からの承諾を得て翻訳しています)
 
ソーシャルメディアには、構成や内容についての独自の不文律があります。
ここでは私が実行に移して効果を上げたものを紹介しましょう。

1. 手短に

グーグルプラスやフェイスブックに最適なのは、2~3つのセンテンスです。
ツイッターはもちろん140字という制限があります。

2. 投稿はみんなに向けて

自分の才能を隠したりしないでください。
できるだけ広範に公開し、気づいてもらう必要があります。
そのために、誰もがあなたの投稿を読めるようにしましょう。
プラットフォームの規模は、どれだけ大きくても大きすぎるということはありません。
Photo:Social By:JD Hancock
Photo By:JD Hancock

3. 投稿の頻度をあげよう

投稿が少ないからといって、誰かが文句を言うことはありませんが、
逆に多すぎると、そのことについて何か言われたり、読者を失うことになるかもしれません。
そのようなことが起こったら、分量を調節しましょう。

4. カンニングはしてもいい

ホットな話題のまとめを定期的に調べて、それについて投稿しましょう。
グーグル+には、もっとも人気のあるページを集めたオールトップ (Alltop) があります。
またポストワーシーを見ると、私が何について投稿するかもわかるかもしれません。
(内部情報:私はオールトップの共同創設者です)

5. 情報ソースをリンクする

あなたが利用した情報や分析、助けになったサイトはリンクします。
これには3つの目的があります。

  •  読者はその問題について、もっと詳しく知ることができます。
  •  感謝の意をこめて、ソースにトラフィックを送ります。
  •  ソースを引用する習慣を身につけることができます。

6. 感謝する

あなたがシェアしたものに対して、誰かほかの人が注目してくれたら、その人の名前にふれて、感謝の意を示しましょう。
そうすることで、あなたの品位を示すことができますし、ゲームをどのように進めたら良いかわかっている、という印象を与えます。
さらに、善いおこないに対する報いも返ってきます。
ですから  ABC=“Always Be Crediting”(つねに褒める人であろう) を忘れずに。
Photo:~thank you~ By:Amber B McN
photo by:Amber B McN

7. 写真やビデオ入りの記事を

テキストばかりの記事では、ソーシャルメディアという、高度に視覚化された世界には入することはできません。
投稿にも、かならず注意を引くための、目を楽しませるものを挿入してください。
写真やビデオが、あなたの撮ったものでないならば、撮影者の名前やソースをクレジットしておいてください。

8. 能動態を使う

「本日、アップルは新しいiPhoneを発表した」という表現の方が
「本日、新しいiPhoneについての発表が、アップルからおこなわれた」というより、力強い印象を受けます、
簡潔さと能動態は、1枚のコインの裏表です。

9. ハッシュタグを加える

 
ハッシュタグをつけておけば、グーグル+とツイッターで人気のある話題に関してのあなたの投稿が、
多くの人の目に留まりやすくなります。
たとえば、あなたがベーコンの話題をシェアし、投稿するときには「#ベーコン」を記事に付け加えてください。
 
Photo:Attachment By:mikecogh
Photo By:mikecogh

10. オーディエンスが起きている時間に投稿する

単純なことですが、あなたのターゲットであるオーディエンスが起きている時間に投稿し、シェアすることは大切です。

11. ツイートを繰りかえす

私の場合、8時間間隔で4回、ツイートを繰りかえしています。
こうすれば、クリックスルーも4倍に増やすことができることがわかっています。
シェアしてから、時間がどれほど経っていても、みんながその投稿を読んでくれると思っているのだとしたら、それはまちがっています。
グーグル+とフェイスブックでは、投稿を繰りかえしたりはしません。
これが当てはまるのは、ツイッターだけだからです。
 
ソーシャルメディアに「正しいこと」も「間違っていること」もありません。
そこでは、あなたに役立つか、それともそうでないかなのです。
これらの実践は、私の役に立っています。
ですから、みなさんの役にも立つかもしれないので、試してみることをおすすめします。

 

 


元記事:http://linkd.in/1CykrcF

(翻訳:服部聡子)