最高のプレゼンテーションのためのチェックリスト 

by ガイ・カワサキ
元記事:http://linkd.in/1FnCdyj
(※著者の承諾を得て翻訳しています)
 
長年の経験に裏打ちされ、いくつもの困難を乗り越えてきた私の経験は、
あなたの最高のプレゼンテーションの助けになるはずです。
あなたが万全を望むなら、以下の10項目のヒントをチェックしてみてください。

1. 背景色を黒に変える

「厳粛さは良いものだ」と、黒い背景は伝えます。
それに対して、白が伝えるのはこんなことです。
「私は素人だし、これからしらじらと明るい画面に目をこらしてもらいます」

2. テキストはすべて白、フォントはサンセリフのボールド体に変える

アリアルが最適です。
万一、あなたがフォントで暖かさと曖昧さを表現したいのなら、
ピンタレストで何かをピンするだけにして、プレゼンテーションはあきらめてください。
 
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3. テキストサイズは最低でも30ポイントに変える

すべてがきちんとおさまるように、テキストを移動させてください。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざを、忘れないでください。

4. 1枚のスライドに使う語数は約25ワード(※日本語だと約50字)に

スライドの目的は、スライドに語らせることではなく、あなたが話すことを定着させることにあります。
ここでも、過ぎたるは及ばざるがごとし。

5. 完全な文章を短いフレーズに変える

フレーズだけではわかってもらえないのであれば、
間違った人を相手にしているのかもしれません。

6. 箇条書きは4項目以下に抑える

4項目以上で何かを説明したければ、つぎのスライドに移るか、あまりに多くのことを言おうとし過ぎていないか見直します。

7. 箇条書きリストは、クリックして項目をひとつずつ表示できるように設計する

この設計は、話をひとつずつ段階的に展開させていくことができます。

8. 大文字は正しく使う

英語タイトルの大文字ルール(※タイトルの初めと終わりの単語は頭文字を大文字にするなどのルール)が
適用されるのは、見出し部分のみです。
他はすべて文頭の単語の頭文字だけを大文字にします。

?9. 写真はスライド1枚につき3枚までにする

大きいフォント、大きい写真、いつも大きく考えましょう。

?10. 社名やロゴを、各スライドの隅に入れておく

ABB(Always Be Branding)を忘れないで。
つまり、「どんなときもブランディングを」。
 
 
The_Art_of_the_Start_2.0

このコラムはガイ・カワサキの最新刊
『スタートの技術 2.0』の一部分を元にしたものです。

一読後、飛躍されんことを。

 

 

 


元記事:http://linkd.in/1FnCdyj

(翻訳:服部聡子)