ジェイ・エイブラハムのブランディングについての考え方

Q:ブランド化というと、どうしても伝統があったり資金力が必要なイメージがあります。資金もなく新しく創業したばかりの零細企業にはブランド力はありません。どうすれば良いのでしょうか?

 

A:
「ブランディング=ブランド化」とは、エルメスやロレックスのような高額の商品だけを指すわけではありません。宮内庁御用達のような特別な逸品だけがブランド力を持つというわけではないと、ジェイ・エイブラハムは言います。

商品がブランド力を持つ場合もあるでしょう。しかし今はオンラインで一円でも安いものを比べて買える時代です。たとえ高級ブランドの名前がついた商品であっても価格崩壊が続きます。価格競争に巻き込まれてしまわないことが、最も重要な「ブランディング」です。

では、どのように資金力も伝統もない会社が、ブランド力をつけることができるというのでしょう?
それは、「関係性」です。顧客への接し方、圧倒的な価値提供の姿勢、ベネフィットへの探求、社会へ与えるインパクトの強い信念、など、あなた自身の「行い」を他とは比べようのないほどのものにするのです。

そんなことをしていると時間が足りないとでも?
案ずるより産むがやすし。やらない理由を述べている時間が無駄です。まず何が自分に徹底してできる貢献なのか。自分の能力でひと様に感謝してもらえることは何か。ひとは金銭を払うということは「価値」の対価として支払っています。徹底した価値の創造があれば、あなたの会社は圧倒的に他が追随できないほどのブランドを手に入れることができます。

ブランド力を持つ商品を扱うよりも、あなた自身の価値をブランド力化する方が、絶対に廃れることはありません。あなたがどんな仕事に就こうとも、あなたの扱う商品が変わろうとも、あなたの信頼は、決して揺らぎません。

 

そのように、ジェイは厳しく説くのです。

______________

島藤真澄 (ShimaFuji IEM代表)

フォーブス誌選出全米5大ビジネスコーチ,ジェイ・エイブラハムの
東アジアディレクター(交渉代理人)。日本独占エージェント。
ジェイの『限界はあなたの頭の中にしかない』PHP研究所を企画・翻訳。

 

 


注目記事