ジェイ・エイブラハムと学び方

Q: ジェイ・エイブラハムさんの学び方を教えていただけますか?さまざまなことを誰からどのようにして学んできたのですか?

A: 私は非常に恵まれてきました。働き始めたころのことをお話ししましょう。

私が働き始めたばかりのころは、自分には何もありませんでしたので、このくらいの大きさ(約1m四方)で「UCセールス」と書いてある名刺を作成し、インディアナポリスのさまざまな会社に出かけていきました。当時、会社の受付はガラスで仕切られており、このくらいの(数十㎝ほどの)穴が空いていて、名刺をそこから差し出せるようになっていました。

私が受付で「○○様とお話ししたいのですが」というと、「予約されていますか?」と聞かれます。私が「いいえ」と答えると、「どなたといらっしゃいましたか?」と聞かれます。一応周りを見てから、「誰もいません」と答えます。すると、受付係は風変わりな人だという目で私を見ながら、「名刺はお持ちですか?」と聞いてきますので、私は「はい、この名刺を差し上げます」と言います。当然、その大きさの名刺を受付口に通すことはできません。ですので、受付係は、名刺は結構ですと戻さなければなりませんでした。

そのようにして訪ねると、受付係が予約を取れないということになるのは100回に1回くらいでした。当時の私のセールス・トークは、次のような内容でした。「中西部出身、頭角を表わしつつあるユダヤ人の若者、ジェイ・エイブラハムが、非常に競争の激しい世界で成功を収めようとしています。同時に、人生で一番深刻な鼻腔炎に苦しんでいます。」

そうすると、誰もが笑ってくれ、結局、その会社の事業について数時間にわたって話してくれることになりました。私が良い質問をすることができた、ということもありますが。これはとても面白い経験でした。もしその訪ねた会社と取引をしないことになっても、その数時間で私はさまざまなことを学び、同じ業界に属している別の会社に行ったときは、信頼に足る内容を話すことができたのですから。

(Bulletproof 360のCEOデイヴ・アスプレイとのインタビューから抜粋)


(渡部真紀子)
ShimaFuji IEM 翻訳チームの一員。
アメリカの大学でビジネスを学んだ後、帰国して小売り業界で働くが、国際的な仕事への想いが募り、翻訳の道へ。マーケティング関連の翻訳を経て、弊社翻訳チームに加わる。